【まもなく再開する被災地の学校への支援について】
https://m.facebook.com/permalink.php?story_fbid=966799133426923&id=100002905358508
> 【まもなく再開する被災地の学校への支援について】
> ※よければシェアしてください
>
> 東日本大震災後に支援を受ける側、支援する側(学校支援・子ども支援に4年間携わっていました)両方の立場を経験した身から、今後数カ月〜一年間の被災地支援(学校への支援)についてお役にたてればと思い共有します。
>
> □学校が再開すると
>
> おそらく全国各地、世界中から物資や交流などの支援が被災した子どもたちに届けられると思います。
> それ自体は大変有難いものですが、学校側の事情に配慮した支援が求められます(時期や時間、内容、人数、数など)。
>
> □まずお願いしたいのは
>
> 子どもたちや先生が通常の学校生活を送ることを優先して欲しいということです。学校では、この一か月間実施できなかった授業の遅れを取り戻すことや、この一カ月で行えなかったあらゆる学校の行事(運動会など、延期・中止せざるを得ないものもきっと出てきます)を実施することを第一優先としたいはずです。
> (東日本大震災時も4月後半に学校が再開したため、足りなかった授業時数の確保のために夏休みを短縮して授業するという措置がとられました)
> 体育館が避難所になっている学校もあり、本当の意味での通常はまだ先の話になるとは思いますが、できるところから普段通りを取り戻すことが何より重要です。
>
> □ちょっと立ち止まって考えて欲しい支援
>
> 歌や演劇、スポーツなどの支援は、それ自体は大変有難い支援だとは思いますが、上記の理由から、学校側として支援を受けるのが難しい時期があります。息の長い視点で考え、学校が落ち着いた頃に実施するのが時期としてはいいかもしれません。
>
> 物の支援については特に慎重に考えたうえでの支援をお願いしたいです。
> 例えば食料品などについては、アレルギーの子どもがいるかもしれません。物を送ることで先生たちに新たな負担をかける可能性もあります。(例:仕分け作業など。東日本大震災時には、個数ではなく重さの単位で来た生鮮食品があり、学校に届いてから給食までの短い時間の中で、先生方がクラス毎に必要な個数を仕分けする作業に追われ、通常業務に支障をきたした、ということがありました)
> 学校や子どもたちは受けた恩に対し、御礼の気持ちを手紙などで表すかもしれません。ただ、あまりにも支援の数が多すぎると、手紙書きに時間をとられすぎてしまい、結果子どもたちに負担をかけてしまいます。(休み時間に書いていました)
>
>
> □こんな支援だと多分有難いです
>
> 直接子どもと関わらない間接的な支援。
> 子どもたちのケアは担任する先生、学校の先生たちがもちろん一番。そして学校や先生たちは何より子どもたちの安全・安心を守る立場にいます。不特定多数の人(ボランティア)が学校に出入りすることは通常の学校生活にはあまりないことです。もちろん、多くのボランティアの方が熱心に作業にあたってくださいますが、一部そうでもない方もいました(無用な声掛けを子どもにすることに対して、先生方やボランティアのリーダーの方が神経を張り巡らせていた、ということがありました)。
>
> 具体的な間接支援としては
> ・学校に届いた支援物資などを教室間移動したり、別な場所へ運ぶ作業(特別教室などが物資でいっぱいになっている可能性があります)
> ・図書作業の補助(支援で本が届くかもしれません。本はそのままだと貸し出しできないので、分類シールや保護カバーを貼る作業があります。何百冊と来ると司書の先生だけでは果てしなく時間がかかってしまいます)
> ・学校環境の整備など(支援で来た花の植え替え作業など)
> ・その他、人出が必要な作業(自宅の被害により学区を離れる人が多い地区は、これまでPTAの方や地域の方がしてきた作業が滞る可能性があります)
>
> ※いずれも緊急性がない限り、数か月間、通常の学校生活を送った後の夏休みあたりが、時期としてよいかもしれません。
>
> □大事なのは
>
> 学校側のニーズを正確に聞き取り、必要な支援だけをピンポイントで届けることかと思います。
>
> 支援が支援を受ける人たちにとっての本当の支援になるように。
>
> 無用な二次被害が出ないよう願って。
> 4月28日 21:53 · 公開
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> 東日本大震災後に支援を受ける側、支援する側(学校支援・子ども支援に4年間携わっていました)両方の立場を経験した身から、今後数カ月〜一年間の被災地支援(学校への支援)についてお役にたてればと思い共有します。
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> □学校が再開すると
>
> おそらく全国各地、世界中から物資や交流などの支援が被災した子どもたちに届けられると思います。
> それ自体は大変有難いものですが、学校側の事情に配慮した支援が求められます(時期や時間、内容、人数、数など)。
>
> □まずお願いしたいのは
>
> 子どもたちや先生が通常の学校生活を送ることを優先して欲しいということです。学校では、この一か月間実施できなかった授業の遅れを取り戻すことや、この一カ月で行えなかったあらゆる学校の行事(運動会など、延期・中止せざるを得ないものもきっと出てきます)を実施することを第一優先としたいはずです。
> (東日本大震災時も4月後半に学校が再開したため、足りなかった授業時数の確保のために夏休みを短縮して授業するという措置がとられました)
> 体育館が避難所になっている学校もあり、本当の意味での通常はまだ先の話になるとは思いますが、できるところから普段通りを取り戻すことが何より重要です。
>
> □ちょっと立ち止まって考えて欲しい支援
>
> 歌や演劇、スポーツなどの支援は、それ自体は大変有難い支援だとは思いますが、上記の理由から、学校側として支援を受けるのが難しい時期があります。息の長い視点で考え、学校が落ち着いた頃に実施するのが時期としてはいいかもしれません。
>
> 物の支援については特に慎重に考えたうえでの支援をお願いしたいです。
> 例えば食料品などについては、アレルギーの子どもがいるかもしれません。物を送ることで先生たちに新たな負担をかける可能性もあります。(例:仕分け作業など。東日本大震災時には、個数ではなく重さの単位で来た生鮮食品があり、学校に届いてから給食までの短い時間の中で、先生方がクラス毎に必要な個数を仕分けする作業に追われ、通常業務に支障をきたした、ということがありました)
> 学校や子どもたちは受けた恩に対し、御礼の気持ちを手紙などで表すかもしれません。ただ、あまりにも支援の数が多すぎると、手紙書きに時間をとられすぎてしまい、結果子どもたちに負担をかけてしまいます。(休み時間に書いていました)
>
>
> □こんな支援だと多分有難いです
>
> 直接子どもと関わらない間接的な支援。
> 子どもたちのケアは担任する先生、学校の先生たちがもちろん一番。そして学校や先生たちは何より子どもたちの安全・安心を守る立場にいます。不特定多数の人(ボランティア)が学校に出入りすることは通常の学校生活にはあまりないことです。もちろん、多くのボランティアの方が熱心に作業にあたってくださいますが、一部そうでもない方もいました(無用な声掛けを子どもにすることに対して、先生方やボランティアのリーダーの方が神経を張り巡らせていた、ということがありました)。
>
> 具体的な間接支援としては
> ・学校に届いた支援物資などを教室間移動したり、別な場所へ運ぶ作業(特別教室などが物資でいっぱいになっている可能性があります)
> ・図書作業の補助(支援で本が届くかもしれません。本はそのままだと貸し出しできないので、分類シールや保護カバーを貼る作業があります。何百冊と来ると司書の先生だけでは果てしなく時間がかかってしまいます)
> ・学校環境の整備など(支援で来た花の植え替え作業など)
> ・その他、人出が必要な作業(自宅の被害により学区を離れる人が多い地区は、これまでPTAの方や地域の方がしてきた作業が滞る可能性があります)
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> ※いずれも緊急性がない限り、数か月間、通常の学校生活を送った後の夏休みあたりが、時期としてよいかもしれません。
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> □大事なのは
>
> 学校側のニーズを正確に聞き取り、必要な支援だけをピンポイントで届けることかと思います。
>
> 支援が支援を受ける人たちにとっての本当の支援になるように。
>
> 無用な二次被害が出ないよう願って。
> 4月28日 21:53 · 公開