ラーメン店強盗殺人事件 250万円奪われる NHKニュース
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150924/k10010246451000.html
愛知県春日井市のラーメン店で従業員2人が鈍器のようなもので殴られて1人が死亡、もう1人が大けがをして現金が奪われた事件で、店の金庫からは少なくとも250万円が奪われていたことが警察への取材で分かりました。警察は連休中の売上金を狙った犯行の疑いもあるとみて調べています。
24日午前7時15分ごろ、愛知県春日井市高山町の「うま屋ラーメン春日井朝宮店」で、男性従業員2人が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。警察が調べたところ、このうち、荻原典章さん(35)が店の倉庫を兼ねた事務所の中で倒れていて、頭には鈍器のようなもので何度も殴られた傷があり、まもなく死亡が確認されました。もう1人の39歳の男性は店内のカウンターの前で見つかり、頭に大けがをして病院で手当てを受けています。
事務所には据え置き型の金庫がありますが、中の現金が無くなっていたことなどから、警察は強盗殺人事件として捜査しています。
警察によりますと、金庫には23日までの売り上げ金や店の運転資金など少なくとも250万円が入っていたとみられていますが、すべて無くなっていたということです。警察は連休中の売上金を狙った犯行の疑いもあるとみて、詳しい状況を調べています。
現場のラーメン店
現場のラーメン店は、県道から見て左側に客が使う出入り口があります。店に入ると、テーブル席が並び、奥にカウンターがあって、さらに、突き当たりが調理場になっています。
警察によりますと、重傷を負った従業員は、カウンターの前で倒れていたということです。
一方、県道から見て店の右側には倉庫を兼ねた事務所があります。事務所には店の中と外の2か所からそれぞれ出入りできる扉があり、殺害された従業員はここで倒れているのが見つかったということです。また、ここには据え置き型の金庫がありますが、鍵は開いたままで中に入っていた現金少なくとも250万円がなくなっていたということです。
24日朝、食材を配達に来て最初に事件を発見した業者は「店の外から事務所に入る扉の鍵がかかっていなかった」と話しているということです。
現場近くの人は
現場の向かいにある飲食店の経営者の妻は「けさ6時から6時半ごろにラーメン店の様子を見たときは、店内に人影はなく、電気もついていなかった。ふだんと変わったような雰囲気はないと感じた」と話していました。近所でパン屋を経営する53歳の男性は「午前3時前にラーメン店の前を通ったときは、乗用車が3〜4台止まっていて営業もしているようでした。午前5時すぎに再び店の前を通ったときには、電気はついておらず、車もなかったと記憶しています」と話していました。
周辺の学校では
事件を受けて現場近くの小学校と中学校合わせて3校は、集団下校や保護者に迎えに来てもらう措置をとりました。
このうち、春日井小学校では午後2時すぎから子どもたちが、迎えのために校庭に乗り入れた保護者の車に乗ったり保護者と手をつないだりして帰って行きました。1年生の女の子の母親は「自宅の近くなので怖い。学校から連絡がなくても迎えに来るつもりだった」と話していました。春日井小学校の奥村直之校長は「下校の対策は取れましたが朝は通常どおりだったので今思うと恐ろしい。子どもの命を守ることを第一に考えたい」と話していました。この小学校では25日の朝も教諭らが通学路に立つとともに、保護者が付き添って登校することにしています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150924/k10010246451000.html
愛知県春日井市のラーメン店で従業員2人が鈍器のようなもので殴られて1人が死亡、もう1人が大けがをして現金が奪われた事件で、店の金庫からは少なくとも250万円が奪われていたことが警察への取材で分かりました。警察は連休中の売上金を狙った犯行の疑いもあるとみて調べています。
24日午前7時15分ごろ、愛知県春日井市高山町の「うま屋ラーメン春日井朝宮店」で、男性従業員2人が頭から血を流して倒れているのが見つかりました。警察が調べたところ、このうち、荻原典章さん(35)が店の倉庫を兼ねた事務所の中で倒れていて、頭には鈍器のようなもので何度も殴られた傷があり、まもなく死亡が確認されました。もう1人の39歳の男性は店内のカウンターの前で見つかり、頭に大けがをして病院で手当てを受けています。
事務所には据え置き型の金庫がありますが、中の現金が無くなっていたことなどから、警察は強盗殺人事件として捜査しています。
警察によりますと、金庫には23日までの売り上げ金や店の運転資金など少なくとも250万円が入っていたとみられていますが、すべて無くなっていたということです。警察は連休中の売上金を狙った犯行の疑いもあるとみて、詳しい状況を調べています。
現場のラーメン店
現場のラーメン店は、県道から見て左側に客が使う出入り口があります。店に入ると、テーブル席が並び、奥にカウンターがあって、さらに、突き当たりが調理場になっています。
警察によりますと、重傷を負った従業員は、カウンターの前で倒れていたということです。
一方、県道から見て店の右側には倉庫を兼ねた事務所があります。事務所には店の中と外の2か所からそれぞれ出入りできる扉があり、殺害された従業員はここで倒れているのが見つかったということです。また、ここには据え置き型の金庫がありますが、鍵は開いたままで中に入っていた現金少なくとも250万円がなくなっていたということです。
24日朝、食材を配達に来て最初に事件を発見した業者は「店の外から事務所に入る扉の鍵がかかっていなかった」と話しているということです。
現場近くの人は
現場の向かいにある飲食店の経営者の妻は「けさ6時から6時半ごろにラーメン店の様子を見たときは、店内に人影はなく、電気もついていなかった。ふだんと変わったような雰囲気はないと感じた」と話していました。近所でパン屋を経営する53歳の男性は「午前3時前にラーメン店の前を通ったときは、乗用車が3〜4台止まっていて営業もしているようでした。午前5時すぎに再び店の前を通ったときには、電気はついておらず、車もなかったと記憶しています」と話していました。
周辺の学校では
事件を受けて現場近くの小学校と中学校合わせて3校は、集団下校や保護者に迎えに来てもらう措置をとりました。
このうち、春日井小学校では午後2時すぎから子どもたちが、迎えのために校庭に乗り入れた保護者の車に乗ったり保護者と手をつないだりして帰って行きました。1年生の女の子の母親は「自宅の近くなので怖い。学校から連絡がなくても迎えに来るつもりだった」と話していました。春日井小学校の奥村直之校長は「下校の対策は取れましたが朝は通常どおりだったので今思うと恐ろしい。子どもの命を守ることを第一に考えたい」と話していました。この小学校では25日の朝も教諭らが通学路に立つとともに、保護者が付き添って登校することにしています。